誕生してきたからこその意識

コラム
2021.05.30

地球上に誕生してきたことで人間として心がけることとは一体なんなのでしょうか?

人間は感情を持った動物であり、肉体を離れると魂だけの存在になってしまうのですが、肉体を持たせる事によって制限がかかる、有限な世界で生きる為の不便さに打ち勝つ努力を身につけなければならないのです。

肉体を持つと生まれてから生きる悩みを背負わなければならなくなり、死を経験する全ての人類が否応無しに審判を下される運命となるのです。

有限世界にいる我々は肉体を持たされて様々な経験をして死を迎えていくのです。

これはネガティブな考えでは無く、肉体を持って生まれてきた意味とは?を考えているのです。

胎児が宿り、十月十日を経てこの世界に誕生する時からいきなりの試練があるのです。

5体満足健康な肉体ならば良いのですが、もしなんらかの原因によってDNAや染色体の異常などにより、肉体異常があって生まれてきたり、様々な人格を持って何らかの精神を持ちながら誕生したり、自分自身が形成する肉体が自分の土壌となるのです。

そこから今まで人間の集団生活によって培われてきた社会に自身を適応させていかなければならないのですが、この時点からの課題とも言える自身の魂への試練となるのです。

勿論、人それぞれ必ず生きる上で必ず試練が用意されているのですが、試練と捉えて生きるのか、また肉体を持たされて得る経験によって、人格的魂の向上を目的とした自身の肉体であると認識するかなど魂が肉体に宿った意味の受け止め方で大きく違ってくるのです。

本来我々は元ある世界に居て、肉体を通じて様々な経験から得た情報や感情が魂にインプットされて、魂がカスタマイズされていき、より高度な意識次元へと高みを目指すように仕組まれているのです。

これは神仕組みなととも表現できるのですが、我々がより高度な知恵を持った人間になるのでは無く、智慧を持った魂になる事を目指しているのです。

目指す理由は最終的に魂は全て次元上昇を完了する為に宇宙がビックバンと同時に始まってから、宇宙自体の収縮が進み無となるまでは、魂の輪廻は繰りかえされるのです。

その為の肉体と理解すれば、魂の向上が各々に課せられたミッションなのです。

幸せになる為には自身のミッションをクリアしていくことが人生の課題であり、様々自分に試練が用意されている縮図のようなものが占いなどで予言、予想される由縁なのです。

人生の流れを大凡に把握できる事として、四柱推命などが帝王学として単なる占いである事であったものでは無く、門外不出の占いとしても有名であるのです。

四柱推命は自身の生年月日、出生時間まで細かく割り出した計算式により、魂がこの地上に宿り誕生した時点で自身の魂の道のりがどのような傾向を辿るかを読み取る事が出来る最強の占いとして現代にも影響を与えている占いなのです。

単なる当たり外れなどの様な代物では無く、自分の生き方や人生の道筋が解る程、精密な占いなのです。

12支と10干の組み合わせから自分の星がどの位置の存在かで特性や性質、気質から毎年変わる運気、更に10年毎に大きく変動する大運、12年毎に必ず訪れる空亡や天中殺と言われる自分の清算時期に当たる約2年間、また更に人によっては大運の20年が大運天中殺になる長い試練時期もあり、また更に更に自分自身が持つ4つの柱に生まれ持つ宿命天中殺などもあるのです。

この組み合わせから人によっての運の動きが予測されていくのです。

大運を1枠10年、人の人生を120年としてもこの枠組みの中で我々の誕生した生年月日時間から当てはめていく事により、自身が決められた人生に沿った道を辿らなければならない準備されたもの、ボード版ゲーム、人生ゲームをするかのような感覚にも陥ってしまうのです。

割り出された性質や人生の流れを読み取る帝王学が発明した先人の知恵は数千年前には既に仕上がっていた事を考えれば、生きる事への執着が伝わってくるのです。

昔は戦国時代の中で命をかけて国を取り合う合戦が中国全土で行われていたからこそ帝王学が必要であったのです。

運気を読み取り自分の良い運気に相手の弱い時期に攻め込むなどあった訳なのです。

また風水なども運気を上げる為のもので子孫繁栄を目的として墓の場所を良い土地に置き、龍脈など土地の力を活用して家運を向上させるなどの知恵もあったのです。

ここまで地上に誕生してきた事がどれだけ人類における知恵の結集である中での我々の誕生は一人ひとり特別なものの誕生であると理解できるのです。

一般的に言われる善人、悪人など様々な肉体を持って生まれた魂は場所や時間によって違う性質を持った魂として、地上に宿っているのです。

絶対的な作用、三次元の法則があるものとして肉体を持って生まれた事もまた、必然的な誕生であったものと理解して魂の向上に努めなければならないのです。

よって生まれてきた事にポジティブに捉えて自身も周りも明るく元気にいつも笑顔でいなければならない事に意識はたどり着くのです。

辛い事も毎日たくさんありますが、とにかくめげずに頑張る事が最善であると理解できるのです。

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