企業が必要とするこれからの人材

コラム
2021.06.02

コロナによって受ける影響はどのようなものでしょうか?

我々の日常が脅かされる中で、将来へのビジョンを描くことが困難な時代になってくるのです。

ワクチン接種によって全国の方々に普及、接種完了までに至るまで年内は時間を要するものであり、またさらに徐々に経済が機能するまでには時間を要する問題となるのです。

仮にワクチン接種にて経済が再開する時間の見込みを考えても、飲食店などの経営状態はコロナ前とは比較にならない売り上げに変わるものと推測するのです。

何故ならばコロナによっての経済観念が大幅に変化するからなのです。

今まで外食に出かける状況を考えてみても、会社の同僚、友達、知り合い、取引先、家族などとの交流の場として使用することにより、非日常を味わう為、美味しい料理を共に味わう連帯感、空間の共有により更に互いの信頼関係の構築、愛念の向上など様々にプラスとして発揮する未来への発展を位置付けるものとして、娯楽の範囲と共にあったのです。

しかし、価値観が変わることや日常の行動など我々の潜在意識に何らかの擦り込まれた意識から、経済への対応が変わってくるのです。

仮にワクチン接種や緊急事態宣言解除をして経済緩和をしても、以前のような飲食店への流入は激変すると思いますし、飲食店に行く心構えのようなものが変わってしまうのです。

誰かと行く際に何らかの心に留めるものが発生する、行く際に必ず生じてくる「もし○○○だったら〜になる…だから○○○にしておこう」に変わってしまうのです。

更に全国の雇用差し止めにより、消費にも影響する恐れ、次の就職先への斡旋や雇用受け入れなどの問題が多々勃発することにより、多くの生活保護生活者による困窮問題に直面してくるのです。

一見良くも見える状況に変わると思うが、事業主がコロナによって受けた傷は相当酷く、業績を回復させてもコロナによって受けた一時的な損失を補うまでには相当な利益、もしくわ経済の爆発的な回復が無ければ赤字損失に陥った状態からの返済能力はどのようなマンパワーを要するのか?を課題にされてしまうのです。

また雇用した能力のある人材への発揮、今まで当たり前の様にされてきたパフォーマンス力もリモートにより発揮しずらくなる、対面でのクロージングに欠ける、全てAIや自動操作の様なものに作業シフトされてしまうので、人事的能力の発揮や今までの能力の開花させる方法が変わってしまうのです。

営業力の発揮場所、アプローチが変わり、提案力よりも機能性を自身が判断して企業に導入するような客観的視点判断が中心となり、必要なものと不要なものの分け方が更に自身の判断による決済権に委ねられてしまうのです。

それはこれからの終身雇用や会社が全て守るような時代では無くなった事を意味しており、自分の力や能力、企業の柔軟性を意味するものであり、個人プレーや多様性、副業や自由にフィールドを活用するなどと言った独自性が必要となるのです。

企業に頼る雇用維持とかになれば、更に個人の能力を精査するようになり、利益や有益な展開に直結するような人材でなければ企業側も雇用に対するメリットを感じないのです。

雇用する、雇用されるの位置付けも変わり対等にならなければ企業運営の維持が難しくなる事を意味しているのです。

会社にいる以上、何らかの貢献力がすぐに発揮されなければ意味がないと判断されてしまう風潮になり、結果ありき全て企業の売り上げや成果に見合うもので無ければならない人材が雇用対象となるのです。

よって以外の人材は更に自身のスキルを磨く必要があり、何らかの副業的な要素、自分の趣味から実益につながるものが更に生活力を高める時代に変化してくるのです。

自分がより中心となるある意味、自分らしさを強調した時代になり、スキルアップを個々にしなければ生活維持が難しくなる時代へと進化していくと思うのです。

昔の求人広告で見た用語としては即戦力を意味しているのです。

長期で雇用される、雇用するの関係性の維持には個人能力だけでは無く、更に人格面で良いとされなければならない事も意味しているのです。

いくら学歴ベースで就職できても個人の能力プラス人柄が最終的に企業との調和を図り、雇用維持に繋がるものとなるのです。

時代背景が変わっても根底にある人格面で良い人柄で無ければ企業に依存することが更に難しい時代になると考えられるのです。

能力だけの企業依存は難しく、職場関係を上手く機能させられる人材を採用する傾向に変わるのです。

これは現に事業者側からコロナによってこれから人材を採用するにあたり、必要不可欠な要素となり、職場環境の維持や良好に保つことが出来る人材、対人面に配慮出来る人材が重宝される唯一のポイントとなるのです。

企業が従業員を守るならば守られるような人身の成長を自己で見つめなければならない時代に変わってくるのです。

 

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