大会開催への我々の想い

コラム
2021.06.22

日本がこのようにコロナによって不景気だと実感するのは内需の生産消費が乏しい事を表しており、国内の需要と供給からなる雇用創出がこのコロナ禍からの収束から見出せるのかとの不安になるのです。

コロナ前の消費税増税でも消費を低下させていながらも、更に追い討ちをかけるようにコロナによって日本経済への打撃を受けてしまったのです。

更にオリンピックパラリンピック開催を決行する政府への不信感、更にアルコール提供…これはまさに既得権益を最大に優先させた一部の役人の湾曲した本来あるべき日本国家があるべき姿だとは言い難い状況であるのです。

確かに4年に1度の大会に賭けるプレーヤーの意識は尊重したいが、コロナ禍にある状況で特別な考えは国民の意志を乖離させてしまう事を意味しているのです。

歴史に残す大会が負の遺産にならぬように開催ができると立証できるのでしょうか?

平時であれば何ら問題は無いとは思いますが、有事によって困窮した家族や個人の生活が脅かされた状況であるにもかかわらず、大会を開催する事に理解をしろと言う事にできる訳がありません。

一部の利権絡みでの首脳陣の開催は我々国民の人権をも無視したものでもあるのです。

開催をすることは仕方ないと理解してもアルコール提供やら1万人動員については飲食店の方々に失礼極まりない対応だと思うのです。

後になりアルコール提供は禁止…批判させてからの撤回とはあまりにも全国民また特に飲食店の方々はやり切れない複雑な気持ちになるのではないでしょうか…

これは政治批判では無く我々一般的に見ても何故そのような指針を打ち出すのだろうか?と根拠が見えないから非難が殺到するのです。

国民の意見を最大に尊重した開催を求めたいと感じるのです。

もし開催しても負の遺産としては残る事は間違いありませんが、粛々と飛散しないように大会を完結して頂きたいと感じます。

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