白米は最高の主食

コラム
2021.06.25

白米は日本人の唯一の主食としていながらも最近の健康思考ブームにより炭水化物が敬遠されてしまう実情をどのように今後の消費の在り方に繋げていかなければならないかが課題となるのです。

改めて炊いたご飯を食べるとお菜も無くそのままの味で食べれるくらい甘みを帯びたお米を食べられるのです。

こんなにも美味しいお米と更に旨味を引き立てるにはタンパク質類と旨味成分を融合したバランスの良い食事が理想的なのです。

白ごはんにはタンパク質となるお菜が必要であり、更に味付けとなる旨味があれば三位一体となって我々の味覚を刺激してくれるのです。

まさに美味しい食事はこのバランスから成り立つものであり、美味しさを追求するには人間の味覚以上に五感からなる食への体感が我々が望む真の幸せになるのです。

五感は味、匂い、視る、聞く、触るからなる行為によるものから得た、最高の食べ方を求めるものであるのです。

一流料理人が作るから美味しいとかの世界観では無く、食材の美味しさへの追求となり、新鮮さやこだわり食材が我々の五感を刺激するのです。

白米は日本人が縄文時代や弥生時代から培われてきた農耕民族からなる叡智の結集とも言える程、美味しいお米を作り上げてきたのです。

農家の方々の端正なる栽培の結果、当たり前に食している白米を改めて農家の労働者の力を感じるのです。

当たり前こそ改めて感謝しなければならぬ事を我々は実感しなければならないのです。

ちなみに私は白米とラーメンのダブル炭水化物の組み合わせが一番美味しいと感じるのですが、食べ方としてはまず、白米の上にラーメンの具材を乗せて一緒に食べるところから始まり、次にラーメンを啜りながら一気に口に掻き込むのです。あとは残りのスープと半分程食べた白米を一緒した雑炊風に仕上げて胃袋までソフトに流し込むと言った具合であるのです。

白米は色んなバリエーションを持たせる事もできるのです。

卵との相性はかなり抜群であり、白米、卵、醤油だけでも究極のトリプル飯へと変化していくのです。

白米を包む深いコクを帯びた卵に強いアクセントを持った醤油を垂らす最高の食べ方となるのです。

更に塩昆布や鰹ぶしなどを温かい白米の上に乗せて塩っけを帯びた白米のシンプルな食べ方もまた最高なのです。

このように白米は日本人が古来より農業を通じて我々の生命を繋いできたことや、1日の栄養を保持する為に必要な主食であったのです。

最近では糖質を抑えてダイエットをすることや、スリムな身体を維持する意味で白米を敬遠する日本人が多いのです。

確かに糖質の摂取から肥満に繋がる事はあるかと思いますが、それに伴うカロリー消費を促していく生活に変えていかなければならないのです。

偏食になりがちな我々の食生活でありますが、毎日の健康を考えるとしっかりバランスの良い食事を取る事が必要であると考えるのです。

白米は日本人の歴史とも言える産物を今一度見直していく事が必要があるのではないでしょうか?

日本人が生産したものは日本人が消費する需要バランスが日本経済の発展にも寄与する結果ともなるのです。

稲を大切に太陽の恵みをたくさん取り入れた最高の穀物であるのです。

全ては太陽から、水から…全ては自然界からの恩恵であると認識して白米を日々の生活の主食として見直すべきであると感じるのです。

コロナで白米の消費も落ちて在庫も溜まっているとも言われておりますが、全ての日本の方々に白米を再発見して頂き、主食として最高の食材であると再認識して頂きたいと願っております。

 

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