エゴの自分を見極める
コラム

2021.07.13
何故、同じ人間同士が非難しあったり、傷つけあわなければならないのでしょうか?
人間が人間を攻撃する対象目標として何もメリットも無いと理解できないのでしょうか?
自然界の仕組みでは食物連鎖があり、色々な生命を犠牲にしながら生命の維持を図るように仕組まれているのです。
しかし、人間同士が争いあう行為は生きる為に否応なしに相手の生命を奪う事で自分の生命を担保する為だけのものでは無くて、単に我の欲望、いわゆる煩悩を満たそうとするものに過ぎないのです。
生きる為に否応無しに相手の生命を奪って自分の生命を維持する分には天(生命を与えた目には見えないもの)はお許しをしているのです。
しかし、相手を騙したり、傷付けたり、泣かしたり、脅したり、更には人を殺めたりする事は自分の生命を維持する為だけの行為では無いのです。
単に自分のエゴから満たす行為であり、生きる為に仕方なく誰かの犠牲を払う行為ではないのです。
何故、人は自分のエゴを関係の無い相手に突きつけるのでしょうか?
何故、無駄な行為だと理解しようとしないのでしょうか?
生きる為に否応無しに行う行為は許される、自分の欲求を満たす行為は独りよがりのエゴなのです。
その分け隔てを自身で理解して日々の行動に反映させなければならないのです。