真の自由とは?
コラム

2021.07.20
人間の感情が全てを支配しており、自分の欲求の赴くままに言動に移すことが真の幸せの境域に到達する事ができないのです。
客観的に見れる自分を作ることは、他人への配慮を含めたエゴの無い境地であり、我慢や無理をして自身を抑制するものでは無いのです。
自分を表現した自由は必要でありますが、自由を単なるエゴとして表現してしまっているのです。
自由の意味すら理解できない側面箇所を取り上げて、自らの自由を主張しているのです。
本来、自由とは人間としての倫理観が問われるものであり、単なるエゴを通すような表現を自由とは言えないのです。
もし仮にエゴが自由と言うならば、一体社会の在り方はどのような自由を構築すれば良いのでしょうか?
自由は個人を含めた社会全体の自由や平等が成り立ってから初めて個々の自由の表現を主張できるものであり、まずは社会の倫理観を持っての自由の表現を主張すべきなのです。
単に個々が自由!自由!と叫びまくってもそれは単なるわがままであり、社会全体の平等があり個人の自由が担保出来るのです。
今の社会が本来あるべき人間同士の繋がりや労りなどを持ち、他者への配慮を含めた表現が自分の個性や表現の自由に繋がるものなのです。
これは社会全体からなる後押しがある事で自分が生かされていることを意味しているのです。
たくさんの人たちが平等でありならがも、個性を発揮出来る世の中であることが真の自由であるのです。