世界平和に必要なこと

コラム
2021.07.24

昨夜の開会式から世界が注目をしている中で、トップが世界に発信した礼儀や作法などの部分で物議をかもしている場面か見受けられました。

天皇様の祝辞の際に都知事や首相が着席のままでいた事は前代未聞であると感じたのです。

天皇は日本で崇敬される象徴とされており、数千年前より日本人の心として我々の国家を見守り続けた存在を無碍にしたように映るのです。

これは右翼的思想とか関係無く、日本人が誰もが敬いなければならない事を理解しておらず、粗相をしたものと断言出来るのです。

いわゆる礼儀や礼節がなっておらず、仮に誰からも指示が無かったと言うならば、それは自己の礼節の意識が無かった、もしくは天皇に対する敬意が威厳を無視した態度だと思うのです。

日本歴史に於いて、天皇は神様の子孫とも語り継がれている程、大きな存在だったのです。

歴史書からも古事記や日本書紀からも日本を誕生させた伊弉諾伊奘冉様から天照大神様が生まれ、多くの神々が誕生してきたのです。

そして日本各地に渡り、神社が多数広がり、神道などの崇拝様式として我々の生活の一部に溶け込んでいるくらい大きな存在なのです。

その代名詞とも言われる天皇を軽く扱うような態度に、国民はどのように捉えているのでしょうか?

「あっ…忘れていました汗」などの言い訳は立たない程、敬う姿勢が見えない、単に開会式を巡行させてひと段落したい意識が見えてくるのです。

礼節を弁えない程、切迫詰まった状態に陥っている風景であると理解できるのです。

敬う心を持つ事は、相手が誰であろうと礼節を弁える事ができる、また常に謙虚である姿勢として現れるのです。

自己意識から自分の立場を尊重する余り、横柄な態度に繋がるものとして自己を戒めなければならないのです。

立場が高くなるほど、自己の存在を戒める、または客観的に観れる力を養わなければならないのです。

世界共通してオリンピックやパラリンピックは、世界平和を目的とした競技大会であるからこそ、真の人間性が問われるのです。

いつしか世界は一つになる事を目的としており、老若男女問わず、国境を越えた平和を目指すことが天が望む意味なのです。

閉会まで無事競技を見守り、世界への平和を呼びかけていきたいと思うのです。

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