今の自分を受け止める

コラム
2021.07.26

季節は変わり、四季を感じながら我々は歳を重ねていき、いつかは衰えていき、この生命を終わらせていくのです。

外から聞こえる蝉の鳴き声もまた、季節が変わる頃にはやがて鳴り止み、次の生命を繋ぎ終えた時に自分の生命を終わらせるのです。

ごく当たり前のように感じられる事も自分も同じように衰えていく中にいる抗えない生命として理解するのです。

必死に生命は次の世代にバトンタッチする為に本能的に子孫を残そうとしており、本能は生きる為に必要な役割を数億年前から受け継がれてきた遺伝子に記憶されたものに対して反応して繁栄を続けてきたのです。

生命は一瞬であり、刹那的な記憶として我々意識に刷り込まれるのです。

もし死に直面した際に自身の人生を振り返ってみた時に、良い時間を過ごせたのか?または悲惨だと感じるような人生だったかを振り返るのです。

各々決められた生命の時間の中でどのような心持ちで日々を過ごしていくかを天は常に我々に問いかけているのです。

人間としてどうあるべきかを今の人生で教えられる事があり、他人に対して自身がどのように立ち振る舞うかを常に意識して生きていかなければならないのです。

三次元での社会活動(勉強、スポーツ、学問など)を凌駕しても、人格の欠如があるならば今の人生は良いとは言い切れないのです。

一般的によく言われているように、我々は魂の向上の為にこの世に誕生した事は、人格形成を主とした他人を思いやる言動が必要であると理解出来るのです。

他人を如何に活かすことが出来るかが問われる人生なのです。

利己主義に陥るようであれば必然的に結果として人生を失速させるのです。

自分は常に周りに生かされている事を理解すれば周りが暖かく見守り励ましてくれるのです。

生命があるからこそ感じる事が出来ない最高の時間を今過ごしているのです。

辛くともいつか生命が尽きると理解しておれば、この痛みもまた自分を成長させてくれたと感謝にも変わるのです。

窓の外から聞こえる蝉の声や鳥の鳴き声もまた、我々と同じように生きているのです。

死に向かいながら時間は経過しており、生きる事を素直に受け止め今の自分に正直に向き合っていく必要があるのです。

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