感染者が増える意味を考える

コラム
2021.07.28

食品廃棄ロスを無くすように始めた取り組みを食の未来プロジェクトにて発信していき、将来の農業、畜産、漁業など自国生産を向上させる取り組みを目指しているのです。

しかし、この度のオリンピック開催にあたり、ボランティアスタッフへの配給支援として多くのお弁当が廃棄されたと言うニュースを観たのです。

小回りの効かない対応であると実感し、改めて開催の意図を考えさせられるものであると認識したのです。

コロナ禍でありながら緊急事態宣言が発令されているにも関わらず、感染者が増大しており、オリンピック開催への不信感や猜疑心が生まれた結果となって感染拡大に至ったと理解出来るのです。

政府主導でのオリンピック開催と経済再生への対応との格差が生まれており、このまま政府への信頼も非常に落ち込む結果に繋がるのではないかと憂いでしまうのです。

何故、そこまでしてオリンピック開催を推進する意図があるのかを説明すれば、国民は必ず納得して頂けるものと感じるのです。

表面的な開催意思では無く、経済活動を抑えこんでも何故開催を目指すのか?の説明が重要であるのです。

もしくは何らかの忖度や利益配分が根底にあったのではないか?とも取れるような猜疑心が生まれてくるのです。

経済はかなり酷く落ち込んでいる状況を把握して頂き、今後のワクチン接種の推進やワクチン開発を進めていく事が大前提であるのです。

何故、目先に囚われてしまう政治になってしまうのでしょうか?

全国にはコロナによって多くの方々が困り果てている状況だという事を理解しなければならないのです。

確かにオリンピック選手が必死に積み上げてきた努力の桧舞台として目指した事が結果としてメダルを獲得した感動の場面によって我々に勇気を与えてくれるのは充分必要であるのです。

しかし、世界規模で見ればオリンピック開催に対してはやはり後退的な意識となり、心底から喜べるものでは決して無いのが正直な答えであるのです。

何故、我々が苦境に立たされているにも関わらず目先の体裁や名誉にすがろうとするのでしょうか?

理解ができない以上に人間的なところまで人格を観察してしまうのです。

人としてどうあるべきかを考えるべきであり、他者を思う心があれば優先する事が明確に見えてくるはずではないのでしょうか?

疑問が疑問を呼び、永久に答えが見出せないでいるのです。

悲しみをたくさんの方々が抱いている事を考えれば必ず最善を尽くさなけれならない行動があるばすなのです。

感染者がオリンピック開催によって激増する国民の意図を再度、考え直して大切にしなければならない国民へのメッセージが必要であると考えて頂きたいと思います。

そして、たくさんのアスリートのメダル獲得以上に国民1人ひとりに金メダルを政府から渡して欲しいと思っております。

食の未来プロジェクト最新記事
食の未来プロジェクト概要