三つ子の魂百までの意味を知る

人が生きる上で大切なものとは一体なんなのでしょうか?
良心と言った漠然としたものでは無く、良心によって必要な感情に不可欠な道徳心が今の自分の行動や発言に繋がってくるのです。
自分が生まれてから成長する中で、様々な経験をして自身の生まれ持った性格に影響を与えて新たな自身の気付きとなるのです。
「三つ子の魂百まで」と言ったもので人間が誕生してから前世から引きずった記憶、経験、性格はなかなか変えることは出来ないと言う意味があるのです。
持って生まれた性格の根本は変える事が出来ない訳であり、我々の生活の中で自身が気付きとして考え方を改める事でしか方法は無いのです。
前世で背負ってきた事の事実を今世で翻すことは不可能であり、この今世によって得た経験や知識から自分の足りなかったものをとして新たな心境に変えていく仕組みであるのです。
人生の経験によって得る影響が、自分の足りない箇所を補い、また変えていくことで死ぬまでに魂の癖を改善していく事が求められるのです。
生まれてきた事は大変貴重な経験をもたらしてくれるのです。
我々の魂に気付きと言う有り難い経験をさせていただく事で魂の成長を促してくれるのです。
魂の成長とは日常の経験から得るものであり、そこに感じる感情から魂への気付きに至るのです。
この事から、我々の生命誕生の意味が垣間見れるのではないでしょうか?
生命が誕生して一つの成人した肉体に至るまでに見るものや感じる事があたかも当たり前の世界だと刷り込まれる世界観となるのです。
確かに地球上に生まれたならば、三次元の世界は今の時代世相を表しており、生まれる前の世界観とは全く異なる物質社会に精神が侵されてしまうのです。
人が生まれてきた事は、自らの肉体を通して得る経験値によって更にカスタマイズされていくのです。
新たな自分に出会うと言う意味は、新しい価値観を得たと言うことなのです。
新しい価値観とは経験から得た感情模様なのです。
今まで知らなかった事を知れた自分は次に繋がるステップとして、気付きとして自分の性格や特性に良い影響を及ぼしてくれるのです。
もちろん正反対な意味としても同じ事であり、良い経験や悪い経験などから得た新たな自分の感情の在り方が変わる事を意味しているのです。
全ての起因は生まれてきた時の性格が今の自分を作り上げているのであり、そこから様々な経験を得て足りない自分、間違った考えを是正できた自分となるのです。
その為に生まれてきたのです。
自分の性質改善を余儀なくこの地球上で学ばさせてもらうのです。
この事を念頭に置き毎日の生活を送れば全てが経験の為の自分つくりとして捉えられるのです。
生きる事が難しい理由は自分の足りないものを補う為だからなのです。
性格に順応させる為に過酷な試練を与えられるのです。
自分の人生は天が与えた経験土壌によって生み出されるのです。
自分の人生を良き方向に向かわす為の秘訣は、自身の性格を客観視できるもうひとりの自分を作る事から始まるのです。
第三者的立場から判断できる自分作りが必要なのです。
今を生き経験を得て自分が大成するのです。