占いから見る自己成長

まさに生きることは自然界の法則に従って生きているのだと実感するのです。
例えば、四柱推命の占いは帝王学とも言われており、生まれてきてから死ぬまでの宿命を表した表式があるのです。
生年月日から生まれた時間までを指標として、人生がどのような経路を辿るかを表すのです。
何故、その時期に良い恋愛相手と巡り会う事や、転職をして自分の納得のいく職場に就けるなど、またその反対も然りで、悪い時期に移転したならば職場環境が劣悪であったり、恋愛をしても不仲な関係性をもたらす存在であったりするのです。
四柱推命には空亡といった12年間のうち2年間は自身の見直しを図る時期とも言われており、今まで順調であった環境が覆えされる状況に陥ってしまうのです。
その際に自分の価値観や自身の反省を踏まえて今後の人生をどのように謳歌させれば良いか?を自身と対峙させなければならない時期なのです。
今まで人に対して技のように振る舞う事で上手に立ち回れた事も、本人の心意が露になり、考え方や思考が人々に露呈される始末となるのです。
要は自身の怠慢さが露呈される時期となるのです。
人間は常に成長を目的として人生を全うするように企てられており、生命がこの地上に宿った時点から魂の成長を促されるように仕組まれているのです。
よって魂が地上に転生した理由は肉体を通じて魂の向上を目的とした一時的な肉体支配下に置かれており、離脱する事は許されないと理解ができるのです。
離脱の意味としては自殺や他殺、生命を殺める事が一番やってはならない行為として理解が出来るのです。
もし生命を殺める場合には必ず感謝の意を持って殺められた側への追悼の意を持って感謝を告なければならないのです。
地球上でいきる場合、全て他者の生命を奪い奪われながら生きている訳であり、食を通じて鳥や豚、牛などの畜産や鮮魚、生鮮野菜に至るまで我々の生命を繋ぐ為にも他者の生命を奪ってまで生きる選択をしなければならないのです。
これこそ我々が生まれてきた意味を知らせる道理となるのです。
生命とは儚く一瞬の刹那によって奪われてしまう悲しい存在であるのです。
しかし、その悲しみと捉えるのでは無く、生命を繋いでくれた事への感謝として、日本歴史上で今も尚、古くから残るお祭りや催事事などは生きる為の生命の延命をもたらしてくれた事への感謝の意を表しているのです。
生命を繋ぐ為に他者の生命を殺めなければならない事があたかも当たり前のように我々人間は思っているのです。
野菜も太陽の光を浴びて成長していく様は、まさに一つの生命が我々の寿命を引き伸ばしてくれている証拠なのです。
生命を維持するためには、作物や動物、魚などありとあらゆるものから得なければならないのです。
だからこそ感謝するのは当然の行為なのです。
魚さんありがとうございます。
牛さんありがとうございます。
野菜さんありがとうございます。
このように生命を奪い我々は生きていることを十分に理解して生きていかなければ、四柱推命で言う空亡や算命学の天中殺で必ず痛い目に遭うのです。
感謝こそ生命が生きる上で最も大切にしなければならない人間の意思でなければならないのです。
生命の尊さを知れば悲しみを知り、またその悲しみから自分が成長出来るのです。