本来あるべき人間の姿

生まれる前の自分はどのような存在だったのでしょうか?
父と母が出会い、2人から愛情の結晶として誕生した我々は意思を持ってこの世に誕生したのです。
成長する過程において、徐々に自分の意思を持ち自分なりの考えを周りに与えながら、社会に対して影響を及ぼすものとしている存在となるのです。
全くの無から男女が交わる事で有に転じるこの地球の仕組みには一体何を目的とした種族や人種の誕生を意味しているのでしょうか?
時代世相を人間自らが作り出しており、誰かが打ち出した考えから影響するものが多々あるのです。
しかし、人は利害関係からなる影響を受けるので、自分が望まぬものには動こうとはせず、また意思に反するものには賛同しないなど、意思を持って自由な考えに至る程、十人十色となって疎通が非常に難しいのです。
人はそれぞれ自分の意思を持ち自分の人生を切り拓いて行くので、当然誰かの意見を聞いて従うことなど本来はしないのです。
しかし、権力や武力などの力によって支配と言う形から人間を従わせることで人間の意思の統率を図ろうとし、いち手段として手っ取り早く従わせる為に争いを始めるのです。
武力によっての人類の支配は今までの歴史からも読み取れるのですが、人類の進化の過程とも言える原始的な考えでもあるのです。
進化すれば当然、効率を考え行動と結果を求めるようになり、無駄な争いを避け効率良く意思の統率を図ることを目的とした智慧を持った人間はこの考えに至るのです。
無駄なものへの労力を避け、無駄な生命の危機を避ける手段を人間は考えるのです。
よって他国で現代も武力で制圧している国々の情勢を見ると、人間の支配が全ての欲望を表しており、宗教を絡めた考えがあたかも当然の思想へと発展している背景が見えてくるのです。
生まれてから当たり前のように感じる環境から、自分の人生が彩られてしまうのです。
紛争地域で生まれてしまったのならば、その環境が当たり前となり、幸不幸の在り方が自分の考えによって生き方自体に反映されてしまうのです。
生まれた場所や環境もまた、自らの因縁とも言われる業によってこの地球上で誕生させられてしまうのです。
人が誕生して人生を全うする為には極論として善なる意識と行動から始まり、死に至る最後の日まで持ち続けなければならないのです。
ありがとうございますから人生は始まり、感謝となって自分が成長していき、最後にありがとうございましたで人生は終焉を迎えるようにしなければならないのです。
その意味は魂が色んな苦難によって得た情報から、自身に智慧を授けて頂き誠に有難うございますと言う意味を持つのです。
この地球上で誕生して様々な経験を経て、魂が成長する事を意味しており、他人の影響から自分の成長へと感化されながら人々は成長していく事となるのです。
よって我々も色々な人々に良い影響を与えれるような人間に成長する意識を持つことが大切な要素となるのです。
生きてきた意味は上記のことが要素となり、自身と他者との関係性に多大な影響を相互に与え与えられる関係となるのです。
今を生きるには人を思い人に何が出来るか?が非常に大切な思想へと繋がってくるのです。
平和的な考えに至るのも互いに認め合う関係が一番無駄の無い効率の良い結果をもたらすことを理解していることになるのです。
利己主義に走らず我々は生きていくことこそ本来あるべき人間の姿であるのです。