緊急事態宣言の意向を理解する

コラム
2021.09.11

最近、注目したい記事があり、このことについて皆さんどのような意見がありますでしょうか?

奈良県が緊急事態宣言を国に要請しない方針を一貫して貫いている知事の見解に疑問を呈してしまうのです。

何故、ここまで緊急事態宣言の発令を拒んでいるのかに理解できないでいるのです。

既に奈良市や医師会が嘆願しているのにもかかわらず、自身の思想だけで拒み続けているのです。

奈良県では病床使用率も64%と高く、少しでも感染を広げてしまえば、瞬く間に医療逼迫を起こし、医療崩壊すると懸念した県への依頼に全く理解しようとしない姿勢に奈良県の方以外から見た関西圏全ての住民からすれば異常な措置であると判断できるのです。

また、奈良県で飲食店を営まれている方々にも非常に厳しい状況の中で、売り上げもままならない中で協力金の支給が無いことは非常に手厳しい対応であると懸念するのです。

奈良県は特に観光事業が盛んな県でありますので、サービス業全般には相当なダメージを与えられていると認識できるのです。

緊急事態宣言をしていないから、奈良県にレジャーすると言った行動はとても今の状況からは想定できないものであり、全国的に見ても関西では感染者が増加しているからこそ、隣接県でもある奈良県は緊急事態宣言を発令すべき措置をとる必要があるのです。

トップの判断とは全て客観視したものからの判断として裁量が問われていく事を指しており、単に役所あがりだからとか、過去の経歴が云々だとかは全く別物の話であるのです。

物事を全体的に推し進める力を養わなければならないのです。

主観的な判断である事は明白であり、奈良市や医師会の専門の方々の意見を聞く器すら無い知事であれば尚更、知事としては適任では無いと判断できるのです。

専門家の方や医療従事者の方々のおかげで今の県政が担保できている事をしっかりと受け止めて、奈良県には緊急事態宣言を発令すべき必要があると思うのです。

一日も早い県の配慮を希望したいと思います。

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