天災から教えられること

コラム
2020.12.31

地震大国の日本ですがこの地形からすると非常に日本の島はプレートが交差する歪みが生じやすい場所の上に陸地があります。

以前より南海トラフ地震が発生すると専門家なども来るのではないかと予測されています。

何故、日本はこのような場所に位置付けされ歴史的に発展してきたのでしょうか?

過去歴史を振り返っても過去に様々な大規模な地震が発生して来ました。東日本大震災や阪神淡路大震災は過去の記憶に新しいものであるかと思います。

地震以外にも毎年日本を虐めるかの如く台風が日本を襲い我々の生活に支障をきたしています。

日本は他の国よりも天災に遭いやすい地形となっていますが火山も多く活発な地殻変動により地盤が移動して噴火を齎らすと言った具合に毎年のように我々の生活不安を煽っています。

自然環境の中で先人達が培って来た災害への未然防止策を打つ意識や次の被害を齎らさない為への予防策を講じていく取り組みがなされて来ました。

しかし、天災は人間が考える以上に自然界の猛威に勝てず、災害に備えていても想定外の環境を我々に突きつけてくるのです。

単に日本に生まれたからと言う漠然的な思考では無くて今いる環境下に置かれている生活に何かしらのメッセージがあるのでは無いかと考えてしまうのです。

因果応報と言いますか…災害は何故我々に予期せぬ報復的措置を図って来るのでしょうか?災害から我々に教えられる事がたくさんあり、人間が生活の安全を担保する為に人が人と共存を図り、共に災害から身を守る為に色々な方が英知を絞り整備して来たのです。

人は災害に起きた悲しみを2度と生まないように必死に模索してきたのです。地球環境変化による災害が大きな要因でありますが、地球温暖化により生態系も変化して我々の生活にも支障をきたしています。

二酸化炭素排出により人間は利便性への追求をし続けた結果が今の災害に繋がっているのです。人間だけは豊かさと言う欲望を最優先して森林を切り崩し山を砕石して開墾してきた結果、便利な街へと発展してきたのです。

便利になる事がいけないと言っているのでは無く、自然界と共存した生活下に我々は身を置く必要があるのではないかと言っているのです。

全てこの3次元の世の中は陰と陽のバランスで成り立っています。

全てに於いて中道では無くてはならないのです。

本日千葉で震度5の地震が発生しましたが我々が地震への恐怖から今後の人間の在り方から見直していく必要があるのです。

地震を通じて人と人とか助け合いを持って避難回避行動を起こせるように教えているのです。自分だけ助かろうとは思ってはいけないのです。

いざ困った人がいるのなら手を差し伸べて一緒に避難する咄嗟の行動が必要なのです。

全ての天災は自然界からの教えなのです。

台風や地震への災害から我々は備えと言う性質を身につけたかも知れませんが単に防ぐ為だけの知識では無くお互い助けあって生きる意味を我々は教えていると理解しなければならないのです。

天と言う仮に存在があるとするならばその天に我々は感謝しなければならないのです。

天は自然界を通じて我々人間に対して教えを与えているのです。災害を通じて知識と知恵の習得、そして人間の本質を磨く為に生を宿して試練を与えて我々の精神向上に繋げているのです。

そのように考えると自然界は人間に素晴らしい世界を与えたのではないかと思います。

雨が降った後に空一面に広がる虹はまさに自然界からのご褒美ではないでしょうか?

このように地球は我々に与えた五感によって意識にすり込み魂への向上を促しているのです。

災害から我々が人間として生きていく在り方を学ばせてくれているのです。

社員共有より

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