納得こそ全ての形成材料

仮の世界(意識体が創造する世界)借りの世界(肉体に憑依した意識体の世界)、狩の世界(生まれきた事で生命を維持する世界)を今我々が生きているとしたらこの3次元の世界は一体何の為にあるのでしょうか?
全てこの3次元の立体空間に存在しており、意識体が憑依した生物上人間と言う猿の様な進化した五体を持って肉体制限された生物に移り込み、考える知性を兼ね備えた生物が我々だとしたら肉体を持たなかった以前の意識体は無知であり経験をして無い知識に乏しい状態であったと言う訳となるのです。
ならば幽体や霊体、意識だけの存在だけが3次元は意識体を次元上昇させる為だけに存在する役割であると考えられるのです。
しかし、意識体の次元上昇を促す為に作られた3次元の物質立体空間は常に有限によって形作られた規制枠にはめられた図形空間に意識体が投影されて意識体が常に制限されていく事で不便を感じながら五感を通じて意識体にすり込みを行い刺激を受け、感受性からなる新しい意識体の感動を与えながら次元上昇を図る為に転生しているのではないでしょうか?
ブッダも人を導き仏教として教えを広めたその意図とは?
我々の意識の根源は一体何であるかを知り、肉体を持った事、生きている意味に気付いた事を我々に教えたのです。
ならばブッダは既に我々よりも先に意識体の次元上昇を果たしており、輪廻を繰り返して来た証とも言える意識体にすり込まれた経験や知識を我々に教えてくれていたのです。
その他先人から受け継いだ知識や経験が今の実社会を形成している事、何億年を経て地球上で会得した知識から具現化する世界は我々が当たり前の様に生活しているこの社会には知恵の結集と言える生命を担保する目的でもあるのです。
常に地球上は最新であり3次元は全て進化し続けなければならない世界であるのです。
進化を常に求めるが故に古いものが無くなる、削ぎ落とされる、劣化していくのであり、それは地球上では抗えない自然な在り方なのです。
古くなるからこそ意識体は無常さを感じるのです。
抗えないものに対しての無力さを与えられて意識体に刷り込まれていき時間の流れに身を置いた状況から見出さそうとする創造が常に必要とされてくるのです。
時間が経過する事は全てが劣化に向かいながら常に新しいものを誕生させる後世への伝達作業をこの3次元では行わなければならないのです。
正に知恵を持たなくても植物や動物、生物全てが本能に頼りながら命の担保を図っているのです。
しかし、我々は智慧を持っているからこそ命の担保を模索しながら生きる意味を見出し自分に納得させ生きていかなければならないのです。
自分に納得させる事が目的であり、3次元で誕生した事は全て自分に納得した状態を作り上げ続けなければならないのです。
3次元に転生した意識体が納得するには一筋縄ではいかないものです。
何億人もの意識体が転生して来ているので意識体は自分本位であるのです。
いわゆるわがままな意識体が世の中を形成している訳であり、如何に他の意識体と肉体を通じて共存出来るかが納得として自分を捉えられるかなのです。
だから人間はグループを作りコミュニティを作るのです。
自分の意識体に近い同じ考えを持ったもの同士にしか依存しなくなりグループを作り納得しようと生きているのです。
生き方を模索するあまり憤りを感じたり不条理だと考える事がこの世の中には多くありますが、その状況から自分が納得出来ずにいればそれは遺脱行為となり生命維持すら出来なくなるのです。
しかし、最後は自分自身の問題であり納得をする為には常に考え行動に移せるかが大切なのです。
納得する為には行動を起こす事から全ては始まり、起因作りが大切な人生の形成材料につながるのです。