歴史から得る未来思考
新たな時代から移り変わるとして歴史を振り返っていく際に得る教訓が今にあるのです。
時間と言う絵巻が横に流れていくような時代に刻まれた歴史書があり、人間によって作り上げられた思想やその時代の概念は人類が誕生してから人間の集団生活から成し得た智慧や叡智を結集した結果によって作り上げられた時代観なのです。
その歴史の流れの中で1秒先の未来だけは我々でも予測か出来ない不思議な過去と未来の狭間で今を生きているのです。
その時間の狭間、過去と未来の間で引き起こる現象は自分自身の意識が今を創り上げており、今と言う時間の概念に刻み込まれた創造の具現化の連続が今の自分の人生の形跡を生んでいるのです。
しかし決してその記憶は物理的なものとして残す事は困難であり限界があるのです。形あるものはいつか風化され基ある臨場感すら再現できずにかき消されしまうのです。
いくら100年前の記憶を辿りその時代の描写を再現してもあの時代に生きた人々の記憶と今を生きている我々が歴史に寄り添ったとしても繋ぎ止めることは出来ないのです。
再現はバーチャルなものでしかなく、手探りをするようなものであり我々は振り返りながらも未来に向けて舵を切らなければならないのです。
では未来に向けて舵を切るならば歴史を振り返る事で得た知識や先人たちからの知恵を受け継ぎ未来に託し我々もまた時間の経過に沿って我々が感じた時代の世相から新たな発想や創造を産まなければならないのです。
それが今我々が生きる糧となり真実を未来に残す為の意味となるのです。
歴史から学ぶ事は非常に大切であり、歴史は何を我々に伝えたかったのか?を今生きている我々が感じ取らなければならないのです。
感じ取りならがら未来の形に変化させていくことこそ過去と未来の狭間に立たされている証拠となるのです。
証拠探しの旅をしているのでしょうか?
時間に支配されて生きているならば尚更今の我々の生き方に意義を見出さなければならないのです。