肉体維持からなる長寿の意味

コラム
2021.03.06

臓器を再生する医療、バイオテクノロジーがあれば治せない病気が無くなるとしたら寿命も120歳まで生きる事が可能ではないでしょうか?

人間の身体は20代をピークに体内にある栄養素が無くなり、老化現象が発生して肉体の部位が様々な要因によって細胞が破壊され今まで正常であった肉体部位が細胞再生が鈍化していき肉体再生が追いつけない状態から老化につながるのです。

それを補うには食べ物から補わなければ肉体への栄養補給が追いつかず、日常生活から得た食べものを頼りに吸収した栄養だけを取り込み再生に繋げているのです。

追い討ちをかけるように暴飲アルコールや暴食脂っこいもの、甘い物、糖質の取りすぎなど、また肺への影響からタバコは非常に体内にダメージを与える生活習慣の悪化により偏った食事やリラックス効果を前提としたものが摂取過剰になり体内への悪影響となるのです。

粗食を前提とした粗末なものでは無く、精進料理的な思考で我々は過剰な肉類や無駄に体内へ吸収を促すような摂取の仕方は逆に身体への負担が大きいのです。

医師が提唱するように、適度でバランスの良い食事量、運動、睡眠が整うように改善しなければならないのです。当たり前な話かもしれませんが、人間には美味しい料理の追求、快楽への欲求、五感への刺激は常に人間の本能に対して強い影響を与えているのです。

例えば幼い時に食べた物が今も苦手だったり、田舎に帰った際に匂った懐かしい自然の香りやその家の香り、昔行った場所を今でも記憶に強く残っているなど、五感を通じて様々な刺激を受けて記憶にインプットしているくらい自身への記憶に強く蓄積するのです。

その五感は全て肉体が必要とする以上のものを意識は体内ぬ美味しい、いい香りとして認識してしまい体内への栄養を前提とした摂取では無く、肉体への刺激からなる過剰摂取としてしまっているのです。

食べ物への欲求から体調を崩してしまう、タバコのニコチンからなる脳へのリラックス効果、依存性からなる体内へのダメージ、肺への悪影響が相反するものなのです。

よって肉体と意識は別物であると証明される訳であり、意識体は肉体依存して魂の目的を果たす為に必要な肉体憑依が肉体から得る五感刺激を受けてしまった結果なのでした。

肉体が栄養を欲するものとしては疲れた際に甘いものが食べたくなるなどは生命維持の為に脳に信号を出している訳であり、肉体もまた意識体に体内への健康維持にメッセージを投げかけているのです。

肉体がサイボーグなどであればゲージが付いていて残量があと少しで体内への影響があると表示してくれるならば良いのですが、その意味でいけば病院で血液検査を行い、数値判断をしなければ健康状態を認知出来ないのです。

簡易的でも良いので血液を垂らしてスマホアプリから血液の状態を測定出来るような物があれば手軽に健康チェックが出来ればもっと生活に密接した健康意識が向上するものであるのです。

意識と生活態度が乖離する場合、わかっていてもやめられないのは五感からなる刺激が脳に擦り込みをさせて快楽状態を作り出しているからなのです。

よって体内への快楽要求が最優先であり、肉体健康を得たから脳が快楽の境地に至る訳ではないのです。逆に美味しいものを食べる事が出来ない事がストレスになり、健康を維持する為には好きなものを好きなだけ食べる行為が健康への阻害になってしまうのです。

欲望や五感からなる欲求から全ての自身への制限を課せなければ長寿を全うする事が出来ないようになっているのです。

早死には来世への未練としてインプットされて、解脱されずに輪廻を繰り返す羽目になるのです。後悔を何処で帳尻を合わすのか?なのです。人生はうまく出来ており、我慢すればあとから良い結果を得る萌音があり、我慢できないものには後からそれ相応の結果が待っているのです。

全ては行動イコール結果の世界に我々は肉体を持って生活しているのです。

これを肉体依存を必要として生きると言う意味なのです。

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