マイナス思考をプラス思考に変える

コラム
2021.04.17

まん延防止等重点措置の延長が20日から511日まで追加される県が増え、今後の変異株の拡大抑止の取り組みに備えての判断として緊急事態宣言を発令か否かの判断を下す事が検討されています。

ゴールデンウィークを控えての人流抑制を図り、感染者拡大を未然に防ぐ為には早々の判断が必要かと思われるのです。政府にとっては社会性を十分に配慮した判断が問われる訳ですが、今回の変異株の感染力は甚大な被害を被るものとして国民に対して協力的且つ、感染者の生命を守る意味では当然の措置拡大であると思うのです。

個人的には感染者拡大が懸念される主要都市部を岐阜県も適用する判断は必要だと思っています。

過去の感染者数を基に緊急事態宣言が過去に適用された県に対しては特にまん延防止等重点措置範囲を広める必要、もしくは観光地エリアにも重点措置を命令する予測判断は必要かと思われるのです。

1年間この様なやり取りが続いていますが、国民もうんざりしていている中でも後々まで被害の対処の手間やウイルスによって振り回されない為にも、対処早め、エリア多め、宣言早めでの取り組みが一番効果的であると思うのです。

行動抑制が1番効果的でありますが、このまま何を最優先しなければならないか?が1番に問われるのです。

確かに経済も教育も大切な国益や資源の問題まで繋がるテーマではありますが、生命が脅かされる心身のストレスは他の問題よりも遥かに大きいと理解しなければならないのです。

生命あっての社会活動であるからこその判断が必要であり、生命の尊さを十分に考慮しなければならないのです。

生命あってなんぼの世界なのです。

行動には十二分に注意する意識を持つことが抑制の意味をも持つのです。

この様にウイルスが世界に広まってしまい混乱を巻き起こした意味を深く考えるべきであり、単に感染拡大が怖いだけでは無く、何故、世界規模でこのような悲劇を招いているのかを深く自分に問いかけをすべき時期であると考えるべきなのです。

何故、この時代に生まれてきたのか?

何故、この土地に生まれてきたのか?

何故、今の自分の状況に置かれているのか?など過去を振り返り、自分の今までの人生岐路に立たされた際に「If」と言う言葉によって左右された判断が、自分の納得した人生の選択肢が決定的であったかを一度立ち止まらくてはならないのです。

振り返って間違いでは無い、後悔は無いと常に振り返り確認してみた際に少しでも違和感があるならば、反省をして次は二度同じような判断はしないと自分に言い聞かせて成長の糧として留めて置かなければならないのです。

しかし、人間は後悔していない人などいない訳であり、ただ後悔をしている事に対して執着したりしては決していけないのです。

判断の誤りは誰しもあり、間違えたと思うならば何故、間違えたのか?の起因を自分なりに探してみる事が大切だと思うのです。

誰かに言われたからとか、誰かが私をそうしなさいと言ったからでは単に人の責任に転嫁させているので自己反省にはならない、自己成長には至らない考え方になるのです。

振り返って何故あの時、あの人に言われた事に対して自分の意見を言わなかったのか?自分の意見を規範内で伝えようとしなかったのか?を自分ごととして、今の人生形成に繋がったと考えなければならないのです。

単にあの会社が何もしてくれないとか、親がこの様にしなさいと言ったからなど受動的な思考の癖が身に付いた事が原因だとまずは気付くべきなのです。

思考の癖は環境や教育、日々の教えからくるものであり、受け取り方の癖がプラス意識で何事にも受け止められるかが人生を選択する際に極めて必要だと言えるのです。

これは決定的に左右する思考回路であるのです。

例えば通勤途中に車が渋滞しており、いつもだと十分遅刻せずに会社まで到着していたにも関わらず、事故により30分以上も遅刻をしてしまった。

この際に考えられる思考パターンとしては、何故前に進まないんだ!事故した人の所為で私の皆勤賞が無くなる!上司に怒られる!得意先のアポイントに支障が出るから最悪だ!契約締結日なのに今月の成績が全て水の泡だ!などマイナス思考が過ぎるのである。

当然私も過ぎるのですが、その後の考え方を如何にプラスに考えられるか、マイナス思考を転換させるかが重要なのです。

まずは事実を先方や職場に伝え今この様な状況なので、自分としてはこの様にしたいと伝えるのです。

ここまでは事故に対しての処置はしなければなりません。

そして処置後、自分のマイナスな状況には何らかの意味があるのではないか?何かメッセージがあると解釈するのです。

渋滞に巻き込まれたが、もし無理をして急いで割り込みをしていたら私が事故をしていたかもしれなかったので、私が事故をせずに済んで良かった!

事故を横目に悲惨な事故現場を見て、私もこのような事故を見て改めて安全運転を心がけようと自身の襟を正す事ができて良かった!

これからは毎日通勤中に聞く好きな音楽を聞くのを止めて渋滞情報番組を聞く様にしよう!もしくはAMラジオにしよう!など出来事に対して見出すメッセージが隠れているのです。

そこに次に活かせるヒントがあり、今の目先の結果、予定していた事が頓挫したり、変更がかかってしまった事に対して責任を擦り付けてしまう行為が、自己成長の妨げになると理解出来れば物事への良い受け取り方が出来るのです。

この様に全てに意味があり、自己選択する際に後悔ない選択をするにはまずは後悔しない自分作りとして何事にもプラスに置き換えるようにすれば、過去に執着する必要もなくなるのです。

これこそプラス思考なのです。そしてこれが人生を後悔させない魔法の方法なのです。社員共有より

食の未来プロジェクト最新記事
食の未来プロジェクト概要