倫理観が問われること

ワクチンが全国的に接種が開始され大型会場の設置、各自治体からの予約受付や先行した医療従事者への接種などさまざまな環境から接種が開始されていますが、今回の新型ウイルスは神戸で20代や30代の方々にも強い反応があり、基礎疾患を患っていた方が生命を奪われてしまったのです。
病床が無い状況でもあった事も大きく、医療逼迫している状況での悲しい事態となってしまったのです。
今は9割以上が新しい変異株に変わっており、早急なワクチン接種が必要ですが、事態は混乱を招いている状況となっています。
各自治体に予約をして日程を決める流れですが予約が殺到している中で優先的に一定の役割を担った方や上級国民が何らかの忖度を推し量りながらのワクチン接種が行われている事が非常に残念でなりません。
一部優先されたもの、一部優先されないものの差は何故生まれるのでしょうか?
65歳以上の方に摂取を開始していく事が決められているからと言って我先にと言ったような事が起こっている事実が人としての倫理観が欠如している事が見っともなく写るのです。
満遍なく打てるような配慮などを考えているであろうと理解して待つ必要があると思うのです。
生命を担保する為に必要な行動とは一体なんなのでしょうか?われ先に助かりたい早く打ちたい他人がどうであれ私が私がなどの感情に支配されてしまい、身勝手な行動や言動を移してしまうのです。
こうならない為にも何らかの接種までの流れを決め、任意で予約を受付するのではなく、何らかの順番形式での接種会場に足を運ぶよう混乱を避ける方法を取り、且つ医療側の人員配置などの効率的な配慮も考えなければならないのです。
例えばある一定の場所に来場してもらい、事前に配布した自治体からの第1回目ワクチン接種整理券を配って10時から19時までの間に来場する仕組みが妥当ではないかと考えるのです。
リリースする際はなんらかの殺到は起こり得る状況はありますが、一部執拗に接種を希望する方が絶対数の中にはいることは当然想定範囲なのです。
しかし、いち早く満遍に接種を執り行う為には何らかの流れ作業的な手段で接種人数をクリアして行く事が必須であるのです。
よって事前に配られた整理券を基に接種回数の確認と2回目接種への段階的な誘導、完了までの一連の流れを把握する為にも、ワクチンの廃棄やロス、自治体と国が設ける接種予約の重複を防ぐことを抑制しなければならないのです。
この事から特別扱いや忖度される方も含めて人としての倫理観と平等な意識、緊急性のある逼迫した状況に置かれていない方などは順番を待つ意識と自治体が接種機能を果たせるスクロール会場が必要であるのです。
7月末までには65歳以上対象者は完了予定と発表しておりますが、発表したならば必ず遂行してもらいたいと思います。
我々はこの様なワクチン接種の状況を鑑みながら緊急事態宣言最中の行動や意識を考えなければならないと思います。社員共有より